システムの安定稼働を目指す サポート&サービス
システムの規模が日々大きくなっていく中で、負荷試験/性能評価の必要性が増しています。
しかし、負荷試験を実施して性能評価を行うためには・・・
・負荷試験の経験がない/実施方法がわからない
・性能情報の採取方法がわからない
・性能情報を分析する経験がない/ノウハウがない
等、様々な課題があります。
※負荷試験は、要件呼量の負荷試験、連続運転稼働試験、RAS試験があります
コサウェルは自社開発した負荷ツール(MTLS)/性能測定ツール(PIAF)を使用し、
お客様の負荷試験(※)と性能評価をサポートする品質評価サービスをご提供いたします。
負荷試験の課題と弊社の解決策
負荷試験の課題
・何を監視をすればよいかわからない
・ITスキルをもった担当者が限られており、担当者のITスキルに依存している
・運用、保守のコストを出来る限りおさえたい
弊社の解決策
・豊富な実績を基に、最適な運用管理方法をご提案
・作業を平準化するため、お客様の運用に合わせたマニュアル(手順書)をご提供いたします
・統合監視システムの導入により、運用保守のコストを削減
・経験豊富な技術者が、設計・構築~運用まで対応
また、 インフラの設計~運用管理までワンストップでご提供
弊社の特徴
大規模なシステム(金融システム等)に対する性能評価を実施した経験/実績が豊富です。
自社で開発した負荷ツールと性能測定ツールを使用するため、負荷試験と性能評価をスピーディーに行います。また、自社開発しているため、お客様のご要望に対して追加開発で柔軟に対応することが可能です。
ボトルネック検出時は、トレース採取機能を使用して原因となるプロセスの特定をスピーディーに行います。また、これまでの経験から改善策の立案をサポートいたします。
※1 対応プロトコルは、HTTPとTCP/IPソケット通信です。その他のプロトコルについても追加で開発可能です。CORBA,SOAP等に対応した実績があります。
※2 対応OS:Linux 5.3~ Solris版は開発中(2014.12末公開)
品質評価サービスの内容
弊社では品質評価サービスとして以下の負荷試験に関するメニューをご提供いたします。
メニュー | サービス内容 |
要件呼量の負荷試験 | お客様の要件呼量を負荷ツール(MTLS)にて発生させ、性能情報(PIAF)を採取してお客様のシステムにボトルネック等が発生しないか検証します ボトルネック検出時は、原因となるプロセスを特定します |
連続稼働試験 | お客様の要件呼量を負荷ツール(MTLS)にて発生させ、性能情報(PIAF)を採取し連続稼働時のリソース(メモリ、ディスク)の増加量を検証します
※連続稼働期間はお客様のシステム起動~停止の期間を想定して実施します |
RAS試験 | お客様の要件呼量を負荷ツール(MTLS)にて発生させた状態で機器の故障試験を実施し、業務の運用/処理時間等の影響を検証します また、復旧作業時の復旧手順検証、および、復旧作業時の業務の運用/処理時間等の影響を検証します |
■ ツール紹介
品質評価サービスで使用する弊社が自社開発した以下のツールをご説明します。
・MTLS(Multi Thread Load Simulator):負荷ツール
・PIAF(Performance Information Acquisition Function):性能測定ツール
MTLSのご紹介
MTLSは実端末の代わりに仮想端末を生成してメッセージを送信する負荷ツールです
PIAFのご紹介
PIAFは、測定対象サーバに導入(※)することでCPU,メモリ,IOの性能情報を採取し、グラフ化する性能測定ツールです
■ 性能情報取得機能
CPUやメモリ、IO装置毎に単位時間当たりの性能情報およびトレース情報をPIAFパラメタの指定に従い取得
ボトルネック検出時は、トレース情報を分析することで原因となるプロセスの特定が可能
■ 個別コマンド投入機能
PIAFは製品(例えばアプリケーションサーバやDBMS等)が備えている性能情報を取得する機能を利用することが可能
※PIAFは性能を測定したい対象のサーバにインストールします。
例) Webサーバの性能を採取したい場合は、そのWebサーバにインストールします。